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ITUC(国際労働組合総連合)


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ITUCとは

 国際労働組合総連合(ITUC:The International Trade Union Confederation)は、2006年11月、それまでの国際自由労連(ICFTU)、国際労連(WCL)、そして、いずれの国際労働組合組織にも加盟していなかった8つの組織と共に結成された。結成大会は、オーストリアのウィーンで開催された。世界の163国・地域の334組織を通じて、1億 7,600万人の労働者が加盟し(2015年1月現在)、実質的な意味で国際労働運動を唯一代表する組織といえる。
 国際労働運動は、グローバル化の負の側面に対峙するため、効果的で強力な機構に力を集結することが求められていた。ICFTUは「連帯のグローバル化」のテーマの下、2004年12月の宮崎での第18回世界大会において、連帯の強化のためWCLや非加盟組織と統合することを確認した。その結実がITUC の結成である。ITUCの最大の課題は、グローバル化を変革し、働く者に役立つそれを追求することである。また、具体的な課題には、中核的労働基準の適用の実現、人権・労働組合権の確保、多国籍企業問題対策、労働災害防止、児童労働撲滅、HIV/エイズ対策、貧困撲滅などがある。
 ICFTUの地域組織、すなわち、アジア太平洋(APRO)、アフリカ(AFRO)、米州(ORIT)についても、1年以内にそれぞれの地域での統合を行うことが確認された。それを受け、2007年9月にアジア太平洋地域組織 ITUC-Asia Pacific(AP)、2007年11月にアフリカ地域組織ITUC-Africa、2008年3月に米州地域組織 ITUC-TUCA(Trade Union Confederation of the Americas)が結成された。また、ICFTUは、ヨーロッパに地域組織を持たなかったが、ITUCには、その完全な地域組織とはいえないものの、ETUC(欧州労連)と共同でPERC(汎欧州地域評議会:Pan-European Regional Council)が2007年3月に設立され、欧州地域の労働者の意思を吸い上げるチャンネルが設けられた。
 第3回世界大会(2014年5月、ドイツ・ベルリン)において、シャラン・バロウ書記長が再選を果たし、執行委員に、連合からは古賀会長、岡本会長代行が選出された。大会直後に開催された第13回執行委員会において、新会長にジョアン・アントニオ・フェリシオ氏(ブラジルCUT)、会長代行に、カール・ペーター・ソーワルドソン氏(スウェーデンLO)、マリア・フェルナンダ・カルバーリョ・フランシスコ氏(アンゴラUNTA-CS)が選出された。副会長には、古賀連合会長を含め、計45名が選出された。
  ITUC本部は、ベルギー・ブリュッセルの国際労働組合会館(ITUH)内に置かれている。

※なお、ITUCに関する紹介冊子を、「ITUC関連資料」のページでダウンロードできます。

連合とのかかわり

 連合は、1989年の結成と同時にICFTUに加盟した。現在はITUCの主要組織として、連合の結成大会で確認した基本方針に記されるとおり、「世界の労働者との連帯を強めながら、世界の恒久平和の実現、国際公正労働基準の確立、国際経済社会の新秩序形成に向けての活動を積極的に進めていく」ために、各種活動への積極的な参画に努めている。

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