労働組合は労働者の雇用を守り、働く環境や労働条件の維持・向上をはかるためにつくられました。
一般的に会社と労働者の関係は、会社の方が立場が強いので、ひとりの社員が雇用条件などについて社長に直談判するには、相当な勇気と覚悟が必要です。しかし労働組合であれば、働く人の代表として、会社(社長)と対等に話し合えるので、働く人の意見を職場に反映させることができます。
セクハラ、パワハラといった問題をはじめ、「賃金をもっと上げたい」「長時間労働をなくして、ワーク・ライフ・バランスを実現したい」など、職場環境をよりよくしたいと願う人を支え、仕事にやりがいを、生活に充実感をもたらすことができるのが労働組合なのです。
労働組合の活動は、憲法や法律で保障され、3つの権利が認められています(一部例外有)。
ほかにもさまざまな法律によって労働者の権利は守られています。労働組合の活動を行うことで、会社は不利益な取り扱いをしてはいけません。
ほかにもさまざまな法律によって労働者の権利は守られています。労働組合の活動を行うことで、会社は不利益な取り扱いをしてはいけません。
皆さんの知っている会社には労働組合があるか
調べてみましょう。