私たちの活動拠点である神奈川県は海に面しており、近年プラスチックのごみは分解されず海に流れつき、長い年月をかけて「マイクロごみ」となることで、海洋生物等の生態系への影響も懸念されています。世界的にプラスチックゴミを減らす運動が広がりつつある中で、実際に組合員がプラスチックごみを含む海岸清掃を体験し、きれいな地球を将来に向けて守っていくことを確認する場としています。
日本郵政グループ労働組合(JP労組)では、地域貢献活動である「福祉型労働運動/JPSmileプロジェクト」を展開しています。今回、全国一斉行動企画として神奈川では6月3日(土)に江の島・湘南海岸周辺の海岸清掃を実施しました。当日は台風2号の影響で規模を縮小し役員中心に9名での清掃活動となりましたが、約2時間の作業で多くのゴミを回収できました。また、小さなプラスチックゴミ(マイクロゴミ)が社会的な問題として生態系への悪影響が懸念されていることから、実際にフルイを使って探した結果、米粒ほどの小さなゴミを採取することができました。あらためて清掃活動を通じて、地球環境の課題や地域の美化に対する活動の大切さを知ることができました。今後は海岸ごみ清掃体験を通じて学んだことを多くの組合員へ拡げ、つなげていく取り組みを継続していきます。