東日本大震災により被災した宮城県内の海岸防災林の再生に取り組む。(第1次:名取市、第2次:東松島市)
連合秋田は、6月3日(土)、構成組織・地協地連、労福事業団体から役員・組合員31名が参加し『連合秋田 復興の森(第二次)』植樹祭を宮城県東松島市で開催しました。2020年より、『連合秋田 復興の森(第二次)』(東松島市)を開設したものの、新型コロナの影響で植樹作業の延期を余儀なくされ、ようやく3年越しに植樹することができました。当日は、天候にも恵まれ、参加者のご協力のもと、約0.12ha程の面積にクロマツの苗木600本を植樹しました。
【沿革】
連合秋田は、環境問題を重要な運動課題と位置づけ、植樹や下刈り作業を通じ、森林の持つ多面的機能への理解や自然環境保全を目的とした「連合秋田の森」を森林労連秋田県協議会をはじめ関係各位のご協力を得て、1992年に秋田県大仙市協和に設置して以降、植樹や下刈り保育作業を行ない、2013年に「3次の森」の保育作業を終了しました。2014年より「連合秋田の森」事業と東日本大震災からの復興・再生の取り組みと連動させ、東北森林管理局が東日本大震災により被災した海岸防災林の再生に取り組む「『みどりのきずな』再生プロジェクト」に参画し、継続的な復興支援と環境問題・森林保護の重要性を考える『連合秋田 復興の森』を開設しています。1次では約0.1haの植栽地にクロマツ500本を植栽し、これまでに延べ238名の組合員が作業に従事しました。