活動内容

　北陸電力グル－プの12の労働組合が加盟する，北陸電力関連産業労働組合総連合（北陸電力総連）はこのほど，社会貢献活動の一環として「書き損じはがき」を組合員から集め，（公）日本ユネスコ協会連盟へ寄付し，ユネスコが行う「世界寺子屋運動」への募金に充てた。昨年に引き続き，北陸電力総連に加盟する12単組の組合員（6,822名）へ呼びかけし，総数1,644枚が集まった。
世界寺子屋運動は，貧困などを理由に学校に行けない世界の子どもたちに，学ぶ場（寺小屋）を提供する活動。発展途上国では，約11枚の書き損じハガキで一人がひと月学べることが出来，発展途上国の学校建設資金などにも充てられる。2月25日に，富山ユネスコ協会の浅野義弘副会長より，北陸電力総連の宮本篤会長に感謝状が手渡された。
北陸電力総連では，「社会貢献活動の展開」を活動方針に掲げ，労働組合の社会的責任と地域社会への貢献を目指し，今回の活動の他にも，全組合員が参加することができるプルタブ回収を通じて，これまで６台の車椅子を北陸３県の福祉施設へ寄贈するなど，組合員の一体感の醸成を図りつつ地道な活動を展開している。今後も社会貢献活動を通じて，地域社会との繋がりを大切にした取り組みを目指していく。