仏沼周辺の環境保護のため、外来種の駆除を行う。
日本原燃労働組合では活動方針の一つに「社会貢献活動」を掲げ、各種ボランティアや環境保護活動を展開している。昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、例年実施していた六ヶ所村内における各種ボランティアが中止となったこともあり、今回、三沢市役所からの提案により、当該ボランティアを初めて開催することとなった。
ラムサール条約国際登録湿地である三沢市・仏沼では、特定外来生物である「オオハンゴウソウ」が繁殖し、国際的絶滅危惧種である在来植物の「オオセッカ」や「シマクイナ」、「コジュリン」等の生態系が脅かされている。(三沢市HPより)
当日は三沢市役所から駆除方法について説明を受け、約500メートルにわたる水路沿いに生えるオオハンゴウソウを見つけ次第手で引き抜いて駆除していった。手で引き抜けない大型のものについては剣先スコップや園芸用スコップを活用して駆除した。
駆除したオオハンゴウソウについては1.5トントラックで2回にかけ搬出し、当日の作業は終了となった。当日の天気は晴れて気温はそこまで高くはなかったが、前日に降った雨の影響により湿度が高い中での作業となった。また足元はぬかるみ、時折足をとられながらの作業となった。
今回は、共に原子燃料サイクル事業に携わる日本原燃関連企業労働組合にも協力いただき、多くの参加をもらった。
日 時 2020年9月5日(土) 9:30~11:30
場 所 三沢市 仏沼周辺
参加者 58名
団体名 日本原燃労働組合および日本原燃関連企業労働組合 67名
・日本原燃労働組合 35名 (東北電力総連加盟)
・六ヶ所原燃警備労働組合 4名 (東北電力総連加盟)
・むつ小川原原燃興産労働組合 6名(東北電力総連加盟)
・ジェイテック労働組合 13名 (東北電力総連加盟)
・日本原燃分析労働組合 6名 (東北電力総連加盟)
・青森クリエイト労働組合 3名 (関東電力総連加盟)