• 福島県

2020.04.01

認知症サポーター養成講座

JP労組東北地方本部
分野
障がい・介護を支える

活動目的・内容

活動目的

少子高齢社会が進む日本で深刻な社会問題となっている認知症。65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症であるとも言われています。JP労組としてもこの問題に取り組み、高齢社会に対応し、地域社会に寄り添える人材を育成することを目的にこの活動を行いました。

活動内容

JPスマイルプロジェクトの一環として、「きらり健康生活協同組合認知症キャラバンメイト」の方を講師にお迎えし、認知症サポーター養成講座を開催しました。認知症の基本知識や認知症サポーターの役割はもちろんのこと、認知症で不安定になる精神状態や生活障害に家族や周囲の人たちがどのように寄り添っていったら良いのかをご講話いただきました。
講義の後半では講師の方々の寸劇『ごはん・・・まだかね?』(ご飯を食べたことを忘れてしまうお爺さんと家族)をもとにグループワークを行いました。自分が認知症を抱える家族であったらというテーマで討議を行い、実際に家族の立場になって寸劇に参加し、自分たちが話し合った内容を発表しました。認知症の方のちぐはぐな話に耳を傾け、対立することなく、規則正しい日常生活を確保することの大変さを実感しました。
講義全体を通して一番に感じたことは、「認知症になった本人が一番辛い」ということです。介護で疲弊している家族のケアというのも大きな課題ではあるのですが、認知症の方にも自尊心があり、認知症によって出てくる障害に自分自身葛藤し、隠れた悲しみを抱えているのです。そういった気持ちを理解し、認知症の方のペースに合わせた見守る姿勢でサポートを行っていくことが何より大切であると思います。
「なにかお手伝いすることありますか?」この一言が、家族、そして認知症の方の救いになります。また、今回学んだ認知症に限らず、その他の地域貢献活動においてもはじめの一歩になる言葉であると思います。地域に暮らす私たちができることがきっとあるはずです。

団体情報

JP労組東北地方本部

宮城県仙台市青葉区一番町1-1-34 日本郵政グループ仙台ビル8階

  • TEL: 022-227-7135
  • 推薦組織: JP労組

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