事務局長談話

 
2016年02月26日
民主党と維新の党との合流に対する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 逢見 直人

  1. 民主党と維新の党は2016年2月26日、両党が合流し、遅くとも3月中に新党設立をめざすことで合意した。立憲主義、民主主義をないがしろにする安倍政権の一強政治に対し、多くの国民が疑問を持ち、また、危機感を募らせている。今回の両党の合流は、一方の受け皿を民主党が中心となって組み立てている過程における大きな節目であり、新党が対抗軸としての存在を確立していくことを期待したい。

  2. 両党は2015年12月11日に「結集も視野に」入れた確認事項を取り交わし、その後、代表間での協議を重ねてきた。今回の合意内容は、両党の代表・幹事長で「新党協議会」を設置し、存続政党である民主党の党名を変更した新党に両党の議員が合流するものと理解している。岡田代表がリーダーシップを発揮し、一つの結論を導き出したことは評価できる。以降、両党の国会議員はフォロワーシップの精神で、足並みを揃え、経過を含めて丁寧かつ前向きな発信に努めてもらいたい。

  3. 連合は、第24回参議院議員選挙に向け、比例区については組織内候補者12名、選挙区については民主党公認内定および推薦候補者を推薦決定し、懸命な闘いを続けている。政党のあり方は政党が主体的に決めるものだが、新党となれば影響は避けられない。綱領の策定など、党としての体制を早期に整えてもらいたい。

  4. 新党に望むことは、働く者・生活者の不安を解消し、安心と希望を抱かせるような明確な理念と政策を打ち立てることである。連合は、引き続き政治理念を共有できる政党と連携・協力し、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けた取り組みを展開していく。