1時間目 働くって何だろう?

皆さんは将来、どんな風に働きたいですか? また、まわりの大人は、どうして働いているのか考えたことはありますか?
日本国憲法では、“働くこと”が国民の義務として定められています。

日本国憲法に定められた3つの義務
第26条 子供に教育を受けさせる義務
第27条 勤労の義務
第30条 納税の義務

でもみんな、義務感だけではなく、それぞれいろいろな理由があって働いています。

働くのは何のため?
生活のため
自分の成長のため
自立のため
社会の役に立つため
自分の能力を向上させたいから

何のために働くのかは、人によってさまざまです。また、長い人生の中でも働く目的は変化していきます。
働いていると、仕事のことや人間関係で悩んだり、ときにはストレスを感じたりすることもありますが、働くことで、充実感や達成感など多くの喜びが得られます。
働くということは、いろいろな人と関わりをもち、社会の一員になるということです。

『社会の一員になる』ということは?
保護者から経済的に自立する
保護者に依存して学校に通っていた状態から、職業をもち、保護者から経済的に自立することです。
仕事を通じて、社会と関わりをもつ
生活に必要な収入を得るだけでなく、仕事を通じて、物をつくったり販売したり、サービスを提供して、人々の生活に役立つことです。
TOPへ