ゆにふぁんに掲載されている活動の中から、
ユニオニオンが特に気になったものを紹介するよ!
今回はJP労組の福祉型労働運動について、柏木中央執行委員にお話を聞かせてもらったよ
JP労組は、社会の一員として安心・安全な地域づくりに貢献したいという思いから、組織の特徴を活かした福祉型労働運動に取り組んでいます。
福祉型労働運動は、地域に密着した事業を行うもので、例えば、高齢者・障がい者施設の訪問や児童養護施設の子どもたちとの交流、清掃や植樹といった環境美化、マラソン大会のボランティアなど地域行事への参加など、地域の支部が主体となって活動をしています。
まずは、全支部が福祉型労働運動に取り組むことが当面の目標です。また実施にあたりSDGsの視点を加えていくことも必要です。地域の社会福祉協議会やNPO、他労組と協働・連携して取り組むことで、地域社会への運動の浸透をはかっていきたいと考えています。
全国にネットワークを持つJP労組ならではの一斉行動も計画していて、その模様をゆにふぁんに掲載し、たくさんの人に知っていただきたいと思っています。
JP労組のたくさんの「福祉型労働運動」の中から、南関東地方本部・西湘支部が取り組んでいる「ジョブセンターの就労支援」についてお話を聞いたよ!
全国の各支部が福祉型労働運動に取り組む中、西湘支部もペットボトルのキャップやベルマーク集めをしていましたが、「これだ!」という活動がなかなか見つからず、プレッシャーを感じていました。
自分たちだけでは良いアイデアが出てこないなら、地域福祉の専門家である社会福祉協議会に相談してみようと考え、そこで紹介されたのが「中沼ジョブセンター」での就労支援でした。
「中沼ジョブセンター」は、社会福祉法人「足柄緑の会」が開設している通所型の施設で、働くことに意欲的な障がい者の方々に働く場を提供し、就職をめざした支援をしています。
支部がサポートするのは梱包作業などの事務所内軽作業場で働く方々で、声かけをしながら一緒に作業を行ったりします。知的障がい者の方が多く、思うように作業が進まないこともありますが、障がいの程度に合わせ、各自が「できること/できないこと」に配慮しながら作業を分担しています。
全国の支部が「福祉型労働運動」を通して、安心・安全な地域づくりに貢献しているんだね! JP労組のたくさんの事例の中から、みんなも参加してみたい取り組みや、活動のヒントをぜひ探してみてね!