ゆにふぁんに掲載されている活動の中から、
ユニオニオンが特に気になったものを紹介するよ!
今回は「いきがい・助け合いサミットin 東京」で行われた分科会28「労働組合・非営利団体のSDGs― 地域共生社会への貢献―」で、ゆにふぁんの取り組みを紹介した様子をお届けするよ

ユニオニオン

公益財団法人さわやか福祉財団

いきがい・助け合いサミットin 東京

2022年9月1日(木)、2日(金)の2日間、公益財団法人さわやか福祉財団主催による「いきがい・助け合いサミットin 東京」が都内で開催され、自治体、地域活動関係者、研究者など3219 人が参加(ライブ配信視聴を含む)。シンポジウムと37の分科会で、事例紹介や地域づくりを進めるうえで抱える諸課題について意見交換が行われました。
今回、初めて労働組合・協同組合の活動をテーマとする分科会「労働組合・非営利団体のSDGs-地域共生社会への貢献-」が実施され、連合もパネリストとして参加し、ゆにふぁんの事例を紹介しました。

ラベル#イベント #まちづくり #地域文化

2022.12.12

ユニオニオン労働組合と非営利団体、合わせて4つの組織が登壇したよ!

 パネリストとして、労働組合から連合とJ P 労組、非営利団体から日本生協連と日本共同組合連携機構( J C A )が登壇したよ。進行役は福祉ジャーナリストの村田幸子氏、アドバイザーは中村天江連合総研主幹研究員が務め、それぞれの社会貢献活動と課題、地域共生社会に向けた連携の可能性について意見交換が行われたんだ。

  • 会場の様子 たくさんの人が見に来てくれました
  • 会場の様子 進行役の村田幸子さん(左)とアドバイザーの中村天江さん(右)

団体情報

連合

東京都千代田区神田駿河台3-2-11連合会館

  • TEL: 03-5295-0550
  • 推薦組織: 連合本部
分野
その他

パネリストの皆さん

畠山薫さん

連合は、労働組合やNGO・NPOが行う地域に根差した支え合い・助け合いの活動をゆにふぁんマップで見える化し、組合員や地域の人々の参加を後押してきました。ゆにふぁんマップには500件を超える活動が登録され、社会課題解決の一翼を担っています。

連合 運動推進局運動企画局局長(当時) 畠山薫さん
小田原弘さん
JP労組は、福祉型労働運動「JPsmileプロジェクト」を展開中。地域を熟知しているJP労組の組合員だからこそできる、地域の特性を生かしたボランティア活動に全国各地で取り組み、ゆにふぁんマップにも85件を登録しています。
JP労組 総合政策部長(中央執行委員) 小田原弘さん
比嘉政浩氏さん

日本協同組合連携機構(JCA)は、持続可能な地域づくりの促進を目的に、協同組合を横断・連携する組織として発足。地域に密着・立脚し、地域課題の解決に向けて活動を続けています。

日本協同組合連携機構(JCA) 代表理事専務 比嘉政浩氏さん
前田昌宏さん
日本生協連は、全国の生協は、宅配から共済、医療、福祉、学習活動など多様な事業・活動に取り組み、地域の人々や諸団体、行政などと連携・協働しながら地域共生社会の実現をめざしています。
日本生活協同組合連合会(日本生協連)
地域コミュニティーグループグループマネージャー 前田昌宏さん
ユニオニオン連合の「ゆにふぁん」の活動を紹介したよ!

 連合は結成当初から『連合・愛のカンパ』を展開して、東日本大震災をはじめ災害支援ボランティアの派遣やカンパ活動を行ってきたこと、各地域においても労働組合やNPO・NGOによる様々な『支え合い・助け合い』の取り組みがあって、そうした活動を可視化・共有化し、応援・支援・参加につなげるために『ゆにふぁん』を立ち上げたんだよ。
ゆにふぁんを活用した社会貢献活動の機運が高まることで、労働組合が“頼りになる存在”、“いつもそばにいる存在”として認知され、労働組合のファンを増やしていくことをめざしていて、組合員と地域をつなげる“結節点”となって社会貢献活動の発展に寄与したいと思っているんだ。
 会場の人たちも頷きながら、しっかり聞いてくれたよ。

  • パネリストの皆さん パネリストの皆さん
  • 畠山さん 「ゆにふぁんをもっと多くの人に知ってほしい」と語る連合の畠山さん
 
ユニオニオン組織を越えた連携が大切なんだね!
 地域の課題を解決する新たな仕組みを生み出すには、組織の枠を越えた連携が不可欠だよね。
日本生協連では、ほかの協同組合や、自分たちとは異なるネットワークを活用して、活動を発信していくことを大切にしているんだって。JCAでは「ゆるやか、あいのり、やってみる」を合言葉に課題解決に挑戦していて、互いに異なる組織が方向性や考え方で完全に一致することが難しい場合でも、「一致できる点で連携しよう」という緩やかなつながりを大切にしているそうだよ。
ユニオニオン活動の意義や楽しさをもっと伝えよう!
 JP労組では、ボランティア活動を進める上で、労働組合は社会的に責任ある活動をしていることや、地域につながる活動に取り組むことが結果として事業の持続性にもつながることを地道に伝え、理解を促進しているんだって。
「“なぜその活動があるのか”という意義・目的や、“活動の楽しさ”をもっと伝えていくことが必要で、組合員の「参加」を促すポイントの1つは「楽しさ」にあるという点で意見が一致したよ。

アドバイザーからのコメント

中村天江さん

外を向いた、前向きな、そして緩やかさを許容するようなつながりがこれからの時代を開くでしょう。労働組合・協同組合の皆さんには周囲を巻き込みながらリーダーシップを発揮し、地域の発展に寄与していただきたいです。

連合総研主幹研究員 中村天江さん

ユニオニオン

お互いの強みを活かして連携することってすごく大事なんだね。パネリストの皆さんからは活動に対する熱意や、「地域をより良くしたい」という強い思いが伝わってきたよ。社会貢献のさらなる可能性に期待だね!

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