日本郵政グループ労働組合(JP労組)では、「福祉型労働運動/JP smileプロジェクト」として、各地域における”新たな絆&ふれあい社会”の創造に向けて、人と人とが助け合い、地域社会の絆を深め誰もが元気に安心して暮らせる社会を創るために行う、ボランティア活動をはじめとした社会貢献活動に取り組んでいます。
今回は上川南支部の活動について紹介します。
1月22日に上川南支部JP smileプロジェクトとして、社会福祉協議会社の玉井様、地域包括センター早苗様に講演いただき、認知症サポーター養成講座を開催し、50名が参加しました。
今回の開催は、実際の職場でのお客さま対応において、認知症のお客さまの対応に困った社員が何人かいたという経験をもとに、今後のお客さま対応の参考とするために開催しました。2025年に向け認知症高齢者は65歳以上で4人に1人になると想定されています。そうした状況を踏まえ、実際の金融現場における対応についてDVDやスライドを視聴し学習しました。
講習の中では認知症は4種類あり、アルツハイマー型が最も多いことや、認知症の方は新しいことを記憶できなくなるため同じことを繰り返す等の異常行動をすること、理解力・判断力が低下しているため、難しいことは理解できない等の状況にある事を知ることができました。
開催にあたり、2週間程度の期間での準備や担当者との打ち合わせとなり、大成功というまでの完成度ではありませんでしたが、普段はあまり組合活動に参加していない組合員にも参加してもらうことができ、支部として一定の成果が得られたと思います。
今後も、市や他の機関との連携を行い、組合活動を活性化していきたいと思います。
JP労組北海道地方本部
北海道札幌市北2条西4丁目3 日本郵政グループ札幌ビル12階