ゆにふぁんに掲載されている活動の中から、ユニオニオンが特に気になったものを紹介するよ!
今回は航空連合の植樹活動「空をつなぐ。笑顔をつなぐ。プロジェクト」について、松本副事務局長にお話を聞かせてもらったよ

ユニオニオン

担当者さんにインタビュー

航空連合 副事務局長

松本一彦さん

ラベル#環境保護

2022.10.3

「空をつなぐ。笑顔をつなぐ。プロジェクト」を始めたきっかけは?
松本さん

 もともと航空連合は環境問題を重要な課題と認識していましたが、これまでの取り組みは産業政策としての要請・提言が中心で、航空連合として直接的な社会貢献活動は実施していませんでした。
 近年「脱炭素化」が叫ばれるようになり、航空業界では、今年6月の航空法等の一部を改正する法律の成立を受けて、化石燃料を使用しない「持続可能な航空燃料」の導入に向けた動きも進み、改めて私たちにできることはないかと考えました。また、コロナ禍で航空関連産業は非常に厳しい状況にある中で、航空連合として雇用を守るとともに、産業の魅力発信に力を入れてきました。航空関連産業の仲間をつなぎ、労働組合の活動をつなぐ基盤になりたいとの思いもあり、組合員参加型の社会貢献活動を企画し、「空をつなぐ。笑顔をつなぐ。プロジェクト」と命名しました。

第1回の活動として、どんなことをしたんですか?
松本さん
 福岡県八女市の山林で植樹活動を行いました。八女市の森林組合や林業を営む会社の方々にもご協力いただいて、林業の現状や森林の大切さについて講演を受けた後、山へ行って植樹活動を行い、最後に木材加工工場も見学させてもらいました。朝、福岡空港に集合し、夕方にまた空港で解散という慌ただしい日程でしたが、全国各地の加盟組合から54名が参加し、山桜と杉の苗、約220本を植えました。
  • たくさんの組合員が参加
  • 林業の現状や森林の大切さを学びました
航空連合としての初めての環境ボランテイアはどうでしたか?
また、今後の取り組みについても教えてください。
松本さん
 行程の細かい点には改善の余地があると思いますが、多くの方から「また参加したい」との声をいただきました。また、「自分にできることがないか考えるきっかけになった」「単組の活動にも生かしたい」といった感想もいただいています。同じ航空関連産業で働く仲間同士で集まれたこともよかったのかもしれません。
 植えて終わりではなく、航空連合福岡と連携して定期的に雑草取りなどを行い、木が育っていく様子を見守っていければと思っています。また今後は植樹に限らず、活動の幅を広げていきたいです。
  • 1本1本大事に苗を植えます
  • 仲間同士のコミュニケーションも生まれました!
改めて、社会貢献活動に取り組む意義をどう考えますか?
松本さん
 今回の取り組みを進める過程で、若い人の中で「社会に貢献したい」という意欲が非常に高まっていることを感じました。ただ、やる気はあっても、単組ではなかなか実行が難しい。産業別組織が積極的に取り組むべき活動だと考えています。
 「なんで労働組合が社会貢献?」と思う組合員もいるかもしれませんが、労働環境をよくするためには社会とのつながりが非常に重要です。社会という基盤があってこそ働く環境が整うわけですから、私たちが社会に対して何ができるのかも考えていかなければなりません。社会貢献活動を通じて、組合員の皆さんが何かを感じたり考えたりするきっかけになればいいなと思います。
ゆにふぁんに期待することがあれば教えてください!
松本さん
 ゆにふぁんに掲載したことで、連合という大きな基盤の中で他の産業別組織や地方連合会とつながっていることを実感するとともに、自分たちがわずかでも社会貢献活動に参加できたのだと改めて認識することができました。ゆにふぁんや他の産業別組織の活動を航空連合内でも広めていくことで、組合員一人ひとりが連合のつながりを感じながら活動ができればいいなと思っています。
 ゆにふぁんマップ掲載作業自体もそんなに難しくなかったです(笑)。

団体情報

航空連合

東京都大田区羽田空港1-6-5第5綜合ビル

  • TEL: 03-5708-7161
  • 推薦組織: 航空連合
分野
自然を守る

ユニオニオン

みんなで協力して植えた苗が大きな木に育っていくのは、とっても楽しみだね!
第2回の活動にも期待大だね!

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