いま日本の社会が急速に人口減少を迎えています。私たちの千葉県においても、2018年4月1日現在386万人(※1)の生産年齢人口(15~64歳)が2060年には223万人(※2)に減少すると推計されています。
このように私たちを取り巻く環境が大きく変化する中、これまでのように長時間働いて経済成長を支えてきた社会から、健康で安全な雇用環境の下で多様な労働者がアイデアを出し合い、子育てや介護、療養など時間制約がある労働者も大いに活躍できる社会に変革していくことが求められています。
働き方改革関連法により、長時間労働を是正するためのフレームが確立され、本年4月から施行されます。これを契機に、私たちは、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」でき、いきいきと働き暮らせる地域をつくっていかなければなりません。そのためには、「ちばの魅力ある職場づくり公労使会議」が主体的に「働き方改革」の意義と法令順守を呼びかけていくことが必要です。
「ちばの魅力ある職場づくり公労使会議」は、ここに、『一人ひとりの時間と健康・安全を大切にする千葉県2019』を宣言し、地域にかかわるすべての人が「働く時間」「休息する時間」「生活する時間」を大切にし、健康で安全にいきいきと活躍する魅力ある職場づくりに取り組みます。
※1:平成30年7月・千葉県年齢別・町丁字別人口(平成30年度)より ※2:平成27年10月・千葉県人口ビジョンより
平成31年3月1日
ちばの魅力ある職場づくり公労使会議
<参画機関・団体>
千葉県
千葉市
千葉県市長会
千葉県町村会
関東経済産業局
千葉労働局
(一社)千葉県経営者協会
千葉県中小企業団体中央会
(一社)千葉県商工会議所連合会
千葉県商工会連合会
日本労働組合総連合会千葉県連合会
千葉県社会保険労務士会
千葉県税理士会
(公財)千葉県産業振興センター
(独)労働者健康安全機構千葉産業保健総合支援センター
千葉働き方改革推進支援センター
(株)千葉銀行
千葉信用金庫