働く人のいちばんそばで働く人の仕事と生活を支える 〜労働者自主福祉運動〜

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  • きょうちゃん
  • ロッキー・ピンキー
  • ピットくん

はじめに

働く人の暮らしのなかで、仕事や生活での悩み、困ることってあるよね。
そんな人たちを支えるために取り組んでいるのが
労働組合、労福協(労働者福祉協議会)、
ろうきん(労働金庫)、こくみん共済 coop(全労済)なんだよ。
こういった取り組みを「労働者自主福祉運動」というんだけど、
まさに働く人同士の「共助」の取り組みなんだね。
このページでは、それぞれのつながりを
初めて見る人にわかりやすく掲載するよ!

労働者自主福祉運動

労働者
自主福祉運動
とは

1949年、戦後直後の深刻な食料危機と生活物資の不足から、生活物資の確保をめざして労働団体や生協などが集まって、現在の中央労福協の前身である「中央物対協(労務者用物資対策中央連絡協議会)」を結成したのが労働者自主福祉運動のはじまりです。
そのほか、銀行からの融資が受けられず、高利の質屋やヤミ金融で苦しんでいた労働者を守るために設立された労働者のための金融機関である「ろうきん(労働金庫)」、事故や災害などで影響を受けた際に協同的に助け合う「こくみん共済 coop(全労済)」などが設置され、働く人による「共助」の取り組みを行っています。

わたしたちのこと

  • 連合
  • 労福協
  • ろうきん
  • こくみん共済coop
連合

連合 みんなが安心して働くために

労働組合は働く人が集まってできている団体で、お給料や働く上でのルールを会社と交渉したりしているんだけど、ほかにも生活も含めた悩み相談を受けたり、レクリエーションのような働く人同士をつなぐ活動などをすることで、みんなが安心して働けるためのサポートをしているんだよ。

労福協

課題や悩みの解決を組織の垣根を越えて

すべての働く人が、それぞれが所属する労働組合や生活協同組合など組織の垣根を越えて、幸せで豊かな生活をするために必要な課題を共有して、政府への要請を行ったり、地域で生活上の悩みを解決していく支援や活動を行っているよ。
実は「ろうきん」や「こくみん共済 coop(全労済)」の生みの親でもあるんだよ。

ろうきん

はたらく人から預かった資金を、はたらく仲間と家族の生活に

労働組合や生活協同組合のはたらく仲間が、お互いを助け合うために、資金を出し合ってつくった協同組織の福祉金融機関だよ。
はたらく人とその家族が安心して暮らすことができる社会づくりをめざして、はたらく仲間からお預かりした大切な資金を、住宅・自動車・教育・育児などの資金として、はたらく仲間に貸し出すことで、みんなの生活を支え、より豊かにするために役立てられているんだよ。

こくみん共済coop

はたらく人の万一をはたらく人が支える

はたらく人の生活を守るために共済事業を行っているよ。 共済事業は、生活を脅かすさまざまな危険 (生命の危険や自然災害、交通事故など)に対して、組合員同士がお互いにたすけあうという活動を、保険の仕組みを使って確立した保障事業のことだよ。
今では、共済事業は経済的保障だけではなく、組合員がより豊かな生活を送るための、総合的な生活保障へと拡大しているんだ。