働くみんなにスターターBOOK(2025年2月改訂版)
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給料Ⅰ16長時間労働になりやすい制度なので要注意!生活のため自分自身を成長させるため自立するため社会の役に立つため夢を実現するため 何のために働くのかは人によって様々です。また、長い人生の中でも働く目的は変化していきます。 働いていると、仕事のことや人間関係で悩んだり、時にはストレスを感じたりすることもありますが、働くことで、充実感や達成感など多くの喜びを得ることができます。職業をもち、経済的に自立すること、また、仕事を通じて、物を作ったり、販売したり、サービスを提供して社会との関わりをもち、人々の生活に役立つ経験は、人生をより豊かにすることにもつながります。 自分が何をしたいのか、自分らしい働き方とは何かなど、ライフスタイルとあわせて、しっかり考えることが重要です。など働くことの意味って?労働者は様々なルールで守られている! 働くうえで、雇われる労働者よりも、会社(使用者)の方が一般的には強い立場になりがちです。そのため、「残業代は払わない」「時給400円だったら雇う」といった一方的な労働条件を労働者は受け入れざるを得なくなる可能性があります。 しかし、そのようなことが起こらないように、労働関連法(労働基準法、労働契約法、労働組合法など)で、様々な条件をルール化しています。正社員やパート、アルバイトなど、呼称や働き方に違いがあっても、みんな同じ労働者として守られているのです。働くって??

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