働くみんなにスターターBOOK(2022年4月 改訂第7版)
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39 「止めてください」とはっきり相手に伝える。または相談窓口や専門家に相談しましょう。 相手の意に反して性的な言動を行い、それによってその労働者が働く上で不利益な扱いを受けたり、働く環境を害されたりすることは、「セクハラ」(セクシュアル・ハラスメント)です。 異性からの行為だけでなく、同性からの行為、取引先や患者などの利害関係者からの行為もセクハラになります。 また、職場におけるセクハラを防止するために、事業主(会社)が雇用管理上、構ずべき措置として、厚生労働大臣の指針により、10項目が定められています。「相談窓口をあらかじめ定めること」「事実関係を迅速か★19上司にしつこく食事に誘われ、困っている● 身体への不必要な接触 ● 性的な話をする、性的な噂を流す● しつこく食事やデートに誘う ● わいせつな絵や写真を掲示する などセクハラになる可能性があるもの給料長時間労働になりやすい制度なので要注意!共生できる社会っていいよねセクハラNO! 近年、いわゆる「LGBT」(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)や性的指向(好きになる性)・性自認(心の性)を表す「SOGI」について、認知されてきています。職場においても、すべての労働者が性的指向・性自認などを理由に直接的な不利益、差別的な言動や嫌がらせなどのハラスメントを受けることのない、安心して働ける環境づくりが必要です。そのためには、みなさん一人ひとりの意識を高めることも求められます。誰もが働きやすい職場をめざして※性的指向・性自認に関するハラスメント、および望まぬ暴露であるアウティングは、パワハラとして防止措置の対象です(中小企業は2022年4月から)。つ正確に確認すること」などの項目があり、事業主は必ず実施しなければなりません。

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