働くみんなにスターターBOOK(2026年2月改訂版)
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ガミガミパワハラガミガミ★17 上司から毎日長時間、怒鳴られる部下と上司の場合同僚同士の場合パワハラになる可能性があるもの職場の嫌がらせ ―ハラスメント―3 パワハラの可能性があります。「パワハラ」(パワー・ハラスメント)とは、職務上の地位に限らず、人間関係や専門知識など様々な優位性を背景にした、業務の範囲を超えた言動により就業環境が害されるようないじめや嫌がらせのことです。● 身体的・精神的苦痛を与える● 仲間外れにする、無視する● 過大・過小な仕事を与える● 私的なことに過度に立ち入る など これらのハラスメントに対しては、労働者保護のため、会社(使用者)は労働者からの相談体制整備や、相談してきた労働者への不利益取り扱いの禁止、ハラスメントに関する研修を実施したり、使用者自身もパワハラを行わないよう注意したりすることが求められています。上司からの行為だけがパワハラではありません※ 業務上必要な指示や注意がパワハラかどうかは、その動機・目的、相手との関係、属性、行為の継続性・回数など、総合的に判断されます。カスタマー・ハラスメント部下同僚上司同僚37 近年、お客さんなどからの暴言や暴行、不当な要求などの「カスハラ(カスタマー・ハラスメント)」が社会問題化しています。これを受けて、2025年の法改正によって、カスタマー・ハラスメント防止のための雇用管理上の措置(相談窓口・研修・再発防止など)を講じることが事業主に義務づけられました(2026年10月1日より)。

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