働くみんなにスターターBOOK(2025年2月改訂版)
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給料セNクOハラ!例 時給1,000円で働いている人が1日8時間 時間外や休日、深夜に働かせた場合については、最低でも法律で定められた割増賃金の支払いが必要になります。を超えて働いたときの時給は、 時間外労働の有無に関わらず、一定時間以上の時間外労働や休日・深夜労働の割増賃金を定額で支払う制度のことです。ただし、規定されている一定時間以上の労働が行われた場合は、さらに追加で差額分の割増賃金を支払う必要があります。 また、固定残業代制を採用する場合は、求人票・求人広告や募集要項に①~③のことを明示する必要があり、会社の制度自体を違法とする判例も多数あります。時間外労働休日労働深夜労働※午後10時~翌朝5時割増賃金率25%以上35%以上25%以上共生できる社会っていいよね長時間労働になりやすい制度なので要注意!Point① 固定残業代に関する労働時間数と金額などの計算方法② 固定残業代を除いた基本給の額③ 固定残業代を超えた時間外労働などについての割増賃金を追加で支払うこと26(割増賃金率)割増賃金固定残業代制割増賃金には、労働者の働き過ぎを抑制する大切な役割があります! 1,000円×1.25=1,250円 以上になります。

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