2016「職場から始めよう運動」取り組み事例集
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背背景景景経過経過経過14組合加入・処遇改善臨時・非常勤職員の組合加入および処遇改善の取り組み日教組 大阪府教職員組合●日教組全体で「臨時・非常勤職員の組織化」が大きな課題となっていた。●大阪府教職員組合では、臨時・非常勤職員で働く仲間から「正規の教職員と同じ仕事をしているのに待遇が悪い」という声があった。学級担任、部活動の顧問、公文書の作成(公務員が職務上作成する文書)など、臨時的任用教職員は正規職員とほぼ同じ仕事をしている!!●教職員組合ならではの「教育に関わる」学習会(人材育成、教員として考える場)などの取り組みは組合員しか参加できない。臨時・非常勤職員は組合員でないことから参加できず、「正規の教職員と同じ思いをもって仕事しているのにどうして参加できないの?」「組合に入りたいのに入れないのか」との声があった。●各学校現場では、ほとんどが正規の教職員であったため、臨時・非常勤職員は不満や不安の声を上げにくかった。正規の教職員からしても「気付かなかっただけで言ってもらえれば良いのに」という声もあり、お互いの意思疎通ができていなかった。 同じ現場で働く仲間として、処遇を良くしたい、同じ取り組みに参加して欲しい、との思いから組織化を進める。●組合員数:約600名(臨時的任用職員・非常勤講師)●オープン・ショップ制組合加入・処遇改善に取り組んだ背景取り組み経過大阪府教職員組合(2016年9月現在)●2005年2月、「教員採用試験の透明化」等を掲げて、大阪府教職員組合の専門部の1つとして臨時採用教職員部(以下、臨採部)を結成し、組合加入と臨時・非常勤職員が抱えている課題の解決に向けて取り組むようにした。●公務員バッシング等で、労働組合、教職員のイメージが低下している。また、大阪では、労働組合を規制する条例ができ、活動もしにくくなっているため、組織化のとき、未組織の人に声をかけてから距離を縮めるまでに時間がかかり、声かけを諦めてしまう組合員もいる。 ⇒しかし、根気強く声かけをし、それをきっかけに組合加入した仲間がたくさんいる。●臨時・非常勤職員が抱えている課題を、労使交渉の議題にして交渉を進め改善を図ってきた。●教員採用試験に向けて、面接練習、テスト問題の解き方のコツなどを学ぶために「採用テスト学習会」を実施している。●雇用の確保と継続雇用の確立に向けて、臨時・非常勤職員の悩みなどを共有している。臨採部を立ち上げたことによって、労働組合として積極的に活動ができるようになった。「採用テスト学習会」は、組合に入る大きなメリットとなっている。臨採部と大阪府教育委員会との交渉の様子(向かいは当局側)

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