連合ニュース 2020年

 
2020年03月06日
連合2020「Action!36」「36(サブロク)の日」オンライン・トークライブ報告
集合写真
 連合は、2020年4月の中小企業への「時間外労働の上限規制」に関する法施行を目前に、労働組合の有無にかかわらず、すべての職場でのより良い働き方や、ワーク・ライフ・バランスの実現をめざし、取り組みを展開しています。その一環として、連合が昨年記念日に制定した「36(サブロク)の日」の趣旨を社会に広く浸透・定着させることを目的に、3月6日にオンライン・トークライブを行いました。
 
 なお、本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、インターネット上でのライブ配信で実施しました。
 
動画はこちら:https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/rengotv/koudou/ 
 
1.【第1部】神津会長と中小企業団体によるトークライブ
 第1部では、連合の神津会長、全国中小企業団体中央会(中央会)の中澤善美常務理事、中小企業家同友会全国協議会(中同協)の平田美穂事務局長によるトークライブが行われました。
 平田事務局長は、「働く環境づくりの手引き」の刊行や、3月を「働く環境づくり月間」とした36協定の届出や就業規則の見直し推進など中同協の取り組みについて紹介するとともに、「中小企業の努力のみですべての課題解決はできない」と述べ、取引関係の改善を連合と共にすすめていくことの重要性に触れました。中澤常務理事は、36協定の締結促進など、働き方改革関連法への対応に向けた関係団体との連携強化や、中小企業庁の「しわ寄せ防止総合対策」の周知徹底に関する中央会の取り組みについて紹介し、「中小企業に携わるすべての皆さんが活き活きとそれぞれの役割を果たすことができる社会の実現に向けて取り組んでいきたい」と述べました。両団体の報告を受け、神津会長は、「両団体の取り組みを伺い、大変心強く感じている」と触れたうえで、「4月からの罰則付き上限規制の適用に向け、更なる周知が必要。36協定は労使で結ぶもの。その適切な締結にあたっては、過半数代表者を適切に選出することが不可欠」と呼び掛けました。
 最後に、直近の課題である新型コロナウイルス対策も含め、引き続き中小企業団体との連携を強化していく決意を改めて確認しました。 
 
2.【第2部】相原事務局長とインフルエンサーによるトークライブ
 働く人たちが新型コロナウイルス対策の影響により大きな不安に陥っている中で、ニコニコ動画生主の百花繚乱さんと日本若者協議会の室橋祐貴代表理事からは、「誰に頼ったらいいか分からない」「特にフリーランスで働く人にとっては、どこに相談したらよいか分からない」などの声があがっているとの指摘がありました。相原事務局長からは、連合が①有給休暇の付与、②マスクを着用した接客の徹底、③労働時間管理の徹底、④雇用調整金の情報提供などに関し、政府および官邸へ要請を実施したことを報告しました。司会のナオキ兄さんは、「新型コロナウイルスの感染拡大は自分自身の労働環境を見直すタイミングである」と述べ、ワークルールが重要であると示唆がありました。相原事務局長は、36協定の締結率が約6割であることに触れ、「ルールがあるのに知られていない、守られていない」と課題提起をし、百花繚乱さんと室橋代表理事からは、「ワークルールを学ぶ機会がない」「36協定を知らなかったが、自分自身を守ってくれるものだと感じた」との率直な意見がありました。
 最後に相原事務局長が「新型コロナウイルスの感染拡大により、明日からの仕事がどうなるのか、ワークルールがどのように生かされるのかという課題が身近なこととして迫ってきている。働き方を見直し、『ジブン時間』について考える機会になればと考えている」と述べ、トークライブを終了しました。


 
  • <第1部>連合 神津会長
  • <第1部>中小企業家同友会全国協議会 平田事務局長
  • <第1部>全国中小企業団体中央会 中澤常務理事
  • 司会を務めるナオキ兄さん
  • <第2部>連合 相原事務局長
  • <第2部>日本若者協議会 室橋代表理事
  • <第2部>百花繚乱さん
  • 生配信の様子