連合ニュース 2019年

 
2019年10月28日
「連合第4次男女平等参画推進計画」の達成に向けて、残り1年ラストスパートをかけよう!
ー2019連合中央女性集会を開催
会場全体
連合は10月18日(金)に2019連合中央女性集会を開催しました。男女平等参画社会の実現に向け、関連する諸課題に対する認識を深め、「連合第4次男女平等参画推進計画」の着実な実行をめざすことを目的とし、全国より女性554名、男性272名 計826名が参加しました。
 
冒頭、相原康伸連合事務局長より主催者と代表して、「連合は、結成30年を迎えた。この中央女性集会も1990年の第1回から数えてちょうど30年目を迎えたが、第1回のテーマは、『あらゆる分野への女性の積極的参画で、男女平等の職場・家庭・社会をつくろう!』であった。それが今も色褪せていないとすれば、考えるべきものがあるのであろう。自身の経験を振り返っても、ジェンダー・バイアスがないとは言えない。この後の基調提起、パネルディスカッションを通じて論議を深めたい。2020~2021年度運動方針の重点分野に掲げた、男女平等をはじめとして、一人ひとりが尊重された『真の多様性』が根付く職場・社会の実現に向けて、一体となって取り組みを進めたい」と挨拶しました。

続いて、井上久美枝総合政策推進局長より、「連合第4次男女平等参画推進計画」の取り組み状況報告と、国際社会から見た日本の男女平等の現状および連合の2020~2021年度運動方針のポイント等について基調提起を行いました。
 
次に、日本女子大学人間社会学部現代社会学科の大沢真知子教授より、「なぜ女性管理職は少ないのか」をテーマに、基調講演をいただきました。管理的職業従業者に占める女性割合と推移、女性の昇進の阻害要因、女性に限らず昇進意欲が高くない要因と解決の糸口等についての講演をいただきました。
 
その後、「私らしく、あなたらしく、全員活躍」と題して、井上総合局長をコーディネーター、大沢教授をコメンテーター、相原事務局長、岡本直美連合顧問、西田一美連合奈良会長、菊池るみ全自交労連東洋交通労働組合執行委員長をパネリスト迎え、パネルディスカッションを行いました。それぞれの立場から感じる女性活躍の変化、また現在行っている取り組み等を共有しました。
 
最後に、連合福島の大越佳代子青年女性委員会代表幹事よりアピール(案)が提案され、参加者の拍手によって採択されました。石田昭浩連合副事務局長からの閉会挨拶では、「多様性を認め、支え合うことにより、男女平等参画社会を実現させることができるとの共通認識のもと、引き続き一体となり目標に向かって果敢に取り組むことを全体で誓い合いたい」と述べ、集会を終了しました。

 
集会アピール
 
記念すべき30回目を迎えた「2019連合中央女性集会」は、全国から多くの働く仲間の参加で開催され、『「連合第4次男女平等参画推進計画」の達成に向けて、残り1年ラストスパートをかけよう!』をテーマに、学習・討議を行い、以下のことを確認しました。
 
第1は、連合「第4次男女平等参画推進計画」の目標達成です。2020年9月のゴールまで、残すところあと1年となりました。連合本部・構成組織・地方連合会は、今一度、自らが策定している男女平等参画推進計画を振り返り、この間の成果と残された課題から、目標達成に向けて何ができるか、何をすべきかを考え、全力で取り組みを進めます。
 
第2は、職場における男女間格差を是正する取り組みを積極的に進めることです。未だ男女間賃金格差は大きく、男性に対して女性の賃金は約7割にとどまっています。
また、日本の女性の指導的地位に占める割合は、労働組合をはじめ、あらゆる分野において約1割程度であり、2030年に50%をめざす世界の潮流から取り残されています。女性の活躍を阻む、いわゆる「男性中心型労働慣行」や固定的性別役割分担意識を払拭し、性別にかかわらず活躍できる環境の実現をめざします。
 
第3は、男女平等をはじめとして、すべての人の人権を尊重し、性別・年齢・国籍・障がいの有無・就労形態などにかかわらず、誰もが平等・対等で多様性を認め合うことができる社会の実現をめざすことです。ジェンダーに関する様々な人権侵害や差別は未だ多く存在しており、あらゆるハラスメントの根絶にも取り組まなければなりません。一人ひとりが尊重された「真の多様性」が根付く職場・社会の実現に向け、私たち労働組合が先頭に立って取り組みを進めていきます。
 
ここに集う私たち一人ひとりが主体となって、「2019連合中央女性集会」で得た成果を持ち帰り、連合やそれぞれの労働組合が積み重ねてきた経験と知識を承継し、希望あふれる未来に向かって挑戦していきましょう!それを実現できるのは、私たち自身です。
 
2019年10月18日
2019連合中央女性集会
 
以 上
 
 
  • 相原事務局長
  • 井上連合総合政策推進局総合局長
  • 大沢日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授
  • パネリスト(左から)相原事務局長、岡本顧問、西田連合奈良会長、菊池委員長
  • 連合福島 大越青年女性委員会代表幹事