連合ニュース 2019年

 
2019年04月03日
「第1回雇用作業部会」に出席し、労働者の意見を表明
介護労働者の労働条件向上を
意見表明する神津会長
6月28~29日に開催予定のG20大阪サミットおよび9月1~2日に開催されるG20労働雇用大臣会合では、労働にまつわる課題が取り上げられる予定です。これに先立って、2019年2月25日~27日、東京で第1回雇用作業部会が開催され、社会対話の一環として参加している神津会長がL20を代表して労働者の立場から意見表明しました。

雇用作業部会では、サミットおよび大臣会合に向け、G20各国・地域や国際機関、労働組合をはじめとした社会パートナーが一堂に会し、人口動態の変化などをテーマに、それぞれの経験や政策についての議論や社会対話を行います。

最初のセッションでは、神津会長が、労働者を取り巻く国際情勢や日本国内における課題について意見表明するとともに、労働大臣会合のテーマである人口動態の変化や、高齢社会の進展への対応、介護労働者の処遇改善の必要性について述べました。また、連合が策定を目指している「連合ビジョン」についても説明し、最後にG20サミットおよびG20労働雇用大臣会合に対し、労働者の権利保護と良質な雇用の維持、政労使対話の維持、課題解決に向けた日本のリーダーシップ発揮に関する期待を表明しました。

さらに別のセッションでは、ITUC本部からアリソン・テート経済社会政策局長が、すべての人々が十分な年金が得られるよう財政改革を行うこと、女性や障害者が平等に労働市場へ参画できるような措置、高齢者雇用対策、若年層の失業対策、長時間労働是正などへ措置を講ずるべきであること、等について発言を行いました。

また、高齢社会における介護労働者の重要性について議論するセッションでは、石川UAゼンセン総合サービス部門執行委員から、日本の介護労働者の労働条件の低さなどについての現状報告とともにUAゼンセンによる組織化や行政への政策提言活動などの取り組みについて発表しました。

今後、数度の雇用作業部会において議論を重ね、ここでの成果物を9月の労働大臣会合へつなげていく予定です。
  • アリソン・テートITUC経済社会政策局長
  • 介護労働者の実態について報告する石川執行委員