連合ニュース 2017年

 
2017年08月30日
「-労働契約法改正(無期転換ルール)への対応-労働者・経営者のためのお悩み解消セミナー」を開催
  連合は、「-労働契約法改正(無期転換ルール)への対応-労働者・経営者のためのお悩み解消セミナー」を中央大学駿河台記念館会議室において開催した。同セミナーは、改正労働契約法18条(2013年4月1日施行)にもとづく有期契約労働者の無期労働契約への転換権の行使が本格的に始まる前に、有期契約労働者に対する法律の周知とあわせて、法律の趣旨に添った労働組合・企業における「無期転換ルール」の対応を徹底することを目的に行った。
 セミナーは2部構成で、第1部は労働組合役員・企業担当者、第2部は有期契約労働者を対象として開催した。第1部(参加者47名)では、棗一郎弁護士による『労働契約法18条を活かすために』と題した講演を受けた後、構成組織・単組(UAゼンセン・三越伊勢丹グループ労働組合、フード連合・メルシャン労働組合、全労金)より「無期転換ルール」を活かした取り組み事例報告を行った。講演は、「今後の有期労働契約者の地位と処遇の解決すべき問題点や無期転換後の労働条件への対応、無期転換をめぐる近時のトラブル・争点」など具体的事例の紹介を交えたお話しをいただき、取り組み事例報告では、法律を上回る制度を導入し、安定雇用による人材確保ならびにモチベーションの向上や職場の活性化など、処遇改善も含めた先進的な取り組みについて報告を受けた。第2部(参加者17名)では、講演と参加者自身の無期転換に向けた不安点などに対する質疑応答を行った。
 閉会にあたり、山本副事務局長より「無期転換ルールの取り組みは、誰のために何のために取り組むのか、労働者、事業主、労働組合、それぞれの立場の方が一緒に考えることが重要である。連合としても、それぞれが抱えている不安や疑問を解消するために、積極的に取り組んでいく」との挨拶があった。
 次回の「-労働契約法改正(無期転換ルール)への対応-労働者・経営者のためのお悩み解消セミナ-」は、9月5日(水)に連合会館にて開催する。
 
  • 棗一郎弁護士による講演
  • 全体の様子