連合ニュース 2017年

 
2017年06月22日
第12回「男女平等講座(男性リーダー対象)」を開催
 連合は6月14日、日本教育会館で第12回男女平等講座(男性リーダー対象)を開催しました。この講座は、6月の男女平等月間における男女平等参画キャンペーンの一環として位置づけ、労組における男女平等参画推進を目的とした連合「第4次男女平等参画推進計画」の課題の共有と実践に向けた議論を行うことを目的に連合本部主催で毎年開催しているものです。今年は構成組織・単組・地方連合会から72人が参加しました。

 冒頭、井上久美枝総合男女局長より、「本講座を男女がともに活躍できる社会の実現に向け、職場、家庭、地域における課題把握の機会としていただき、これからの組合での実践や活動につなげてほしい」との挨拶がありました。

 午前中の講演は「米国の女性労働者の権利~これまでとこれから」と題して、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 オサリバン 太郎事務局長より、アメリカの女性労働者の運動の歴史についてお話しいただきました。ご本人の体験も交えながら、「同じ職場で働く仲間や家族・友人への言動が意図せず差別になってしまうこともあるので、一人一人の人間としてお互いを大切に思いやることを、まずは身近な人との付き合いの中から始めてほしい」と述べました。

 午後は「男性が生きやすくなるためには~男性が抱える問題や悩みを紐解く!」のテーマで、大正大学 心理社会学部 田中俊之 准教授にご講演をいただきました。田中先生は、女性の活躍推進のために男性の働き方の見直しが求められている現状について触れられた上で、働きすぎや地域や家庭での居場所など、男性が男性であるがゆえに抱える悩みや葛藤について事例を交えてお話しされ、「性別にとらわれない多様な生き方を実現するためには意識改革が必要である」と提言されました。

 続いて、連合 井上久美枝 総合男女平等局長より「連合の男女平等課題の取り組み」について本部提起し、雇用形態や賃金格差などの女性を取り巻く現状や、第4次男女平等参画推進計画に基づく連合の男女平等参画社会実現のための取り組みについて説明をしました。

 そして、講演と本部提起を踏まえ、各職場の男女平等課題や仕事と家庭の両立などの日頃抱える悩みについてグループに分かれて話し合い、意見交換を行いました。地域や業種が様々な参加者も、グループワークでお互いの話を聴くうちにすっかりうち解け、大いに盛り上がった講座となりました。

 最後に、井上久美枝 総合男女平等局長から、「男女がともに働きやすい職場をつくるために今日学んだことをそれぞれの組織や職場に持ち帰り、活かしてほしい。そして笑顔で楽しく組合活動に取り組んでほしい」とエールが送られ、講座は盛況ののち終了しました。

 連合はこれからも、男女平等講座などを通じて若手リーダーに課題の共有と主体的行動の促進を図り、男女平等参画社会実現に取り組んでいきます。
  • オサリバン 太郎氏
  • 田中 俊之氏
  • 井上 久美枝総合男女平等局長