連合ニュース 2017年

 
2017年06月02日
第75回中央委員会開催
中央委員会を開催
 6月1日、連合は第75回中央委員会を、復興・再生を支援する取り組みの一環として熊本の地で開催し、役員・中央委員、傍聴合わせて266人が出席しました。
 
 神津会長は、冒頭挨拶でまずは1年前の熊本地方を襲った大震災について触れ、「復旧・復興・再生の道のりはまだ途上。東日本大震災から6年が経過した東北とともに、震災の記憶を風化させることなく、あらためて私たち一人ひとりに何ができるのかを考え、今後も取り組んでいくことが重要」と力強く訴えました。
 続いて不確実性が増す世界情勢、さらに国内政治をめぐる情勢に触れ、特にこの間、一強政治のおごりや緩みが一層あらわになっていることを憂い、いわゆる「共謀罪」に関わる国会審議や憲法改正について、「国民の理解と納得が得られるよう、慎重な議論を行うべき」と強調しました。
 さらに、「底上げ春闘」の旗を掲げて2年目となる春季生活闘争について、「中小組合が大手を上回る回答を引き出す健闘が、昨年にも増して目立っている。賃金の引上率から絶対水準を重視する運動に変えた取り組みが、この2年で着実に前進している」と述べました。
 「働き方改革」について、同一労働同一賃金の実現に向けた雇用形態間における均等待遇原則の法制化、および長時間労働是正に向けた時間外労働の上限規制の法制化など、かねてより連合が求めてきた政策が「実行計画」として実を結んだ意義が大きいとした上で、労働時間に関わる基本的な知識、新たな常識を広げていくための社会的な取り組みを「クラシノソコアゲ応援団!RENGOキャンペーン」の一環として進め、「労働組合なくして働き方改革なし」というメッセージを社会に発信し、連動して組織拡大の取り組みにつなげていこうと結びました。
 
 その後、来賓として蒲島郁夫・熊本県知事からご挨拶を頂きました。
 復旧・復興の3原則は、①被災者の痛みの最小化、②元の姿に戻すだけでなく、創造的な復興をめざす、③復旧・復興を熊本の更なる発展につなげることと説明され、「一日も早い復旧・復興が知事としての3期目の使命だ。『逆境の中にこそ夢がある』とのスタンスでのぞみます」と述べられ、連合をはじめ、復興支援に携わった全国、世界の方々への感謝の言葉で締めくくられました。
 
 続いて、「一般活動報告」、「構成組織・組織拡大実績報告(2016.10.1~2017.3.31)」、「2017年中間決算報告・監査報告」について、それぞれ承認されました。
 
 協議事項では、次の6つの議案が確認されました。
  第1号議案:役員選出
       副会長:泉雄一郎 日教組 中央執行委員長
       中央執行委員【常任】:元林稔博 情報労連 特別執行委員
       ※構成組織の役員改選に伴い欠員が生じたための役員補充選挙
  第2号議案:表彰
  第3号議案:2016~2017年度統制委員会委員の補充について
  第4号議案:2017年春季生活闘争中間まとめ
  第5号議案:2018~2019年度 政策・制度 要求と提言
  第6号議案:2018年度 連合の重点政策
 
 最後に、川本会長代行によるガンバロー三唱で閉会しました。
 
  • 挨拶する神津会長
  • ご来賓の蒲島郁夫熊本県知事
  • 議長団
  • 中央委員会の様子
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