連合ニュース 2017年

 
2017年03月07日
2017春季生活闘争・政策制度 要求実現3.6中央集会を開催!
主催者として決意表明する神津里季生中央闘争委員長
 連合は3月6日(月)、2017春季生活闘争の最初のヤマ場である3月15日に向け、「2017春季生活闘争・政策制度 要求実現3.6中央集会」を後楽園ホールで開催し、約1,500人が集まりました。

 冒頭、主催者代表として挨拶に立った神津中央闘争委員長(連合会長)は、2月末までの要求提出状況をふまえ、3,243組合が要求を行い、交渉を行っていることを称えました。また、2016春季生活闘争から掲げている「底上げ春闘」の旗の下で、みんなで力を合わせて取り組み、獲得することができた春闘の新しい流れを2年目に継続させていかなければならないことを訴え、「働く者一人ひとりが展望を持ち、日本経済を再びデフレの闇に陥らせないためにも、いま賃上げの歩みを止めてはならない。『賃金は上がるもの』という常識を取り戻そう!」と決意を述べました。

 続いて民進党から野田幹事長がリングに上がり、国会・政治情勢について、「政府はアベノミクスと言っているが、経済は思ったより成長していない。経済の好循環も起こらないがゆえに税収見通しも誤り、補正予算を組まなければならなくなった。そういった背景の中、春季生活闘争の意義は極めて大きい。月例賃金の引き上げにこだわり、しっかりと要求し、勝利することは『クラシノソコアゲ』に直結し、日本経済が元気になる第一歩だ!」と力強く訴えました。

 その後、5つの部門別共闘連絡会議の代表者(金属共闘連絡会議から相原自動車総連会長、化学・食品・製造等共闘連絡会議から平川JEC連合会長、流通・サービス・金融共闘連絡会議から松浦UAゼンセン会長、インフラ・公益共闘連絡会議から小俣JP労組委員長、交通・運輸共闘連絡会議から難波運輸労連委員長)より、現段階の交渉状況と今後に向けた決意の表明がありました。

 さらに、連合の重点政策実現に向けて野田情報労連委員長が連合政策委員会委員長の立場で、「今後も『クラシノソコアゲ』を合言葉に、人が生き生きと働き、暮らしていくために私たちが掲げる政策の実現に向けて全力で取り組んでいこう!」と決意を述べました。

 また、長時間労働是正に向けて雇用法制委員会委員長である岸本電力総連会長が、「労働時間の問題は働く者一人ひとりが受け止め、社会全体で共有することで大きな流れを作っていこう。併せて、実効性のある労働規制を実現させるために働く仲間が結集し、長時間労働の是正に向けて取り組んでいこう!」と決意を述べ、現在取り組んでいる長時間労働是正フォトメッセージ「集めよう、届けよう、働く私たちの声」を集会参加者全員で撮影しました。

 最後に宮原中央闘争委員が提起した「アピール(案)」を満場の拍手で確認した後、逢見中央闘争事務局長(連合事務局長)のガンバロー三唱で集会を締めくくりました。

 連合は、徹底的に「月例賃金の引き上げ」にこだわり、中小企業で働く仲間や非正規雇用で働く仲間をはじめ、すべての働く者の処遇を「底上げ」するため、総力を結集して闘っていきます!
 

連合「2017春季生活闘争・政策制度 要求実現3.6中央集会」アピール

 われわれは本集会において、中小企業で働く仲間や非正規雇用の仲間をはじめ、すべての働く者の処遇を「底上げ」する決意を改めて確認した。あわせて、賃金・労働諸条件の改善はもとより、社会全体の課題についてわれわれ自身の役割を認識・共有して取り組んでいく決意も確認した。

 現在、それぞれの労働組合が、月例賃金、とりわけ賃上げ額のみならず賃金水準にこだわって、精力的に交渉を進めている。「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」のために、賃上げを継続しなければならない。特に、日本経済の屋台骨である中小企業で働く仲間の処遇改善がなければ、日本経済の成長はおぼつかない。そのためにも、「公正取引の推進」と「サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正分配」を求める取り組みを進める。加えて、非正規労働者の雇用の安定と処遇の改善が、企業の存続と競争力強化には欠かせない。
 われわれは要求趣旨に沿った回答を引き出すことに全力を挙げ、その成果を社会的に波及させていく。

 さらに、働く者の「総合生活改善」のためには、蔓延する雇用不安と将来不安を払拭し、働く者・生活者の立場からの政策実現に全力で取り組む必要がある。そのために、春季生活闘争の「運動の両輪」である「政策・制度実現の取り組み」を強力に推進し、連合として早急に解決すべき重要課題に取り組み、「働くことを軸とする安心社会」の実現をめざし、組織の総力をあげた運動を展開する。

 また、超少子高齢化・人口減少社会の中、日本経済・社会の持続的な発展をめざすためには、その担い手である労働者一人ひとりが心身ともに充実した状態で意欲と能力を十分に発揮できる環境を整備していく必要がある。「長時間労働の撲滅」はまさにその環境整備に不可欠なものであり、労働者一人ひとりの自己実現、ハッピーライフの実現に向けて、社会へ強く発信していこう。

 2017春季生活闘争は最初のヤマ場を迎える。労使は社会的責任を果たすため、いよいよ答えを出す時である。すべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」を実現し、「経済の自律的成長」「包摂的な社会の構築」「ディーセント・ワークの実現」をはかるため、総力を結集し、最後の最後まで、ともに闘おう!

2017年3月6日
連合「2017春季生活闘争・政策制度 要求実現3.6中央集会」
 
  • 力強くあいさつする野田佳彦民進党幹事長
  • 長時間労働是正フォトメッセージ「集めよう、届けよう、働く私たちの声」
  • 集会アピールを読み上げる宮原千枝中央闘争委員
  • 逢見直人中央闘争事務局長による「がんばろう三唱」
関連情報