事務局長談話

 
2014年03月12日
2014春季生活闘争のヤマ場における回答状況に関する談話
日本労働組合総連合会 事務局長 神津 里季生

  1. 本日、2014春季生活闘争のヤマ場を迎えた。
    極めて厳しい状況の中、月例賃金の引き上げにこだわり、粘り強い交渉を繰り広げた結果、先行する組合で月例賃金引き上げの回答が示された。また、非正規労働者の時給・月給改善の回答引き出しも同時に進んでいる。総じて引き出された回答は個別労使がマクロの観点、自社の競争力強化、組合員の生活実態などを踏まえて、それぞれがこだわりをもってギリギリの交渉を展開したことによって、月例賃金の引き上げがなされたものと受け止める。

  2. 今次闘争は2015以降の闘争につながる重要な転換点であり、「すべての組合がすべての働く者の賃金の引き上げ」をめざすうえで、順調なスタートを切ることができた。連合は、デフレ脱却と経済成長をより確実なものにするために、正規・非正規、組織・未組織にかかわらず、また企業規模の大小にかかわらず、月例賃金の引き上げが不可欠であることを繰り返し主張していく。とりわけ消費者物価が上昇している中で、実質賃金の維持が不可欠であることをあらためて強調する。今後、大手組合はグループ・関連会社労働組合の支援を強化し、地方連合会は地場共闘のもとで地方産別と連携し、中小・地場組合の交渉を支援し、連合、構成組織、地方連合会が重層的かつ総がかりで強力に交渉を展開していくこととする。

  3. 先行組合の回答引き出しを受け、これに続く組合が回答を引き出し、その成果を非正規・未組織労働者を含めすべての働く者の底上げ・底支えの実現と経済の好循環実現につなげなければならない。交渉継続中の組合は、本日段階の状況を土台としながら、掲げた要求に確信を持ち、経営側のミクロの論理に埋没することなく、全国各地で闘う組合とともに、要求趣旨に沿った回答の引き出しと3月決着に向け、最後まで手綱を緩めることなく全力を尽くす。
    なお、第1先行組合の回答状況(3月10日~14日)については、3月14日(金)16時に公表する。


以上