事務局長談話

 
2010年10月25日
衆議院北海道第5区の補欠選挙の結果に関する談話
日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行

  1.  民主党前職の辞任に伴う衆議院北海道第5区補欠選挙の投開票が昨日行われ、連合推薦の民主党候補は善戦及ばず、自民党候補に敗北した。投票率は前回の76.32%から53.48%と、およそ23%も低下したが、今回の選挙で争点となった、「政治とカネ」の問題や尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる対応などに対して、有権者が厳しい判断を下したことが敗北の一因になったと言わざるを得ない。

  2.  今回の選挙は、菅改造内閣発足後初の国政選挙であり、今後の政権運営や来春の統一地方選挙に大きな影響を及ぼすものとして、連合は総力をあげた取り組みを進めてきた。勝利にこそ結びつかなかったものの、労働組合の政治活動に対する逆風が強まる中で、粘り強い取り組みを展開した連合北海道を中心とする各構成組織・地方連合会の組合員のみなさんに心から感謝申し上げる。

  3.  補欠選挙の結果を受けて、野党が政権批判を強めるなかで、菅内閣はいっそう厳しい政権運営を迫られることになるが、現下の国民生活と経済情勢は大変厳しく、その改善は待ったなしの状況である。今国会では、衆議院で継続審議となっている労働者派遣法改正法案や今月末に提出が見込まれる2010年度補正予算案など、早急な成立が求められる多数の重要法案の審議が控えており、これ以上の政治の停滞は許されない。

  4.  民主党は、先の総選挙で圧倒的な民意の支持を得た政権政党として、引き続き「国民の生活が第一。」の原点に立った政治を行うことが求められている。連合は、民主党が今回の結果に込められた国民の思いを真摯に受け止め、その期待に応えるために、一致結束して真摯な国会論議と合意形成を行うことを求める。連合もまた「希望と安心の社会づくり」に向け、今国会での重要法案の早期成立をめざして、今後も民主党政権を支援し連携するとともに、来春の統一地方選挙での勝利のために全力で取り組む。


以上