事務局長談話

 
2010年09月01日
民主党代表選にあたっての談話
日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行

  1.  本日、民主党代表選(9月14日投開票)が告示された。立候補を表明していた菅直人首相と小沢一郎前幹事長の対決回避を模索した会談は合意に至らず、両氏が立候補を届け出たため選挙が行われることになった。昨日行われた会談では選挙後は勝敗に関係なく互いに協力することで一致したが、選挙戦においては両者が正々堂々と政策と政権運営についての議論を行うことを期待する。

  2.  現下の経済・雇用情勢は極めて厳しい状況にある。社会保障や税制のあり方、外交・安全保障政策などについても多くの課題が山積しており、与野党の垣根を越えた議論と早急な対応が求められている。参議院選挙での民主党の敗北で国会が「ねじれ状態」となったことからも、連合は、民主党が「国民の生活が第一。」の原点に立ち返って一致結束し、真摯な議論と合意形成に基づく政権運営によって、国民の期待と信頼に応える政治を行うよう求め続けてきた。

  3.  こうした中で行われる代表選は、これからのわが国のあり方を大きく決定づける重要なものである。連合は、菅首相と小沢前幹事長が、内部抗争的な論議やネガティブキャンペーンに陥ることなく、明確な主張の展開と徹底的な論戦を行い、意義のある選挙戦となることを求める。また論戦を報道するマスコミは、代表選があたかも民主党内部の権力闘争であるかのような歪曲は厳に慎み、建設的な政策論議に焦点をあてた報道に期待する。

  4.  代表選を経た後も、民主党は国民の負託を受けた政権政党として、引き続き、マニフェストを基本とした政策の実現が求められている。とりわけ秋の臨時国会では、先の通常国会で継続審議となった労働者派遣法改正案をはじめ、国民生活に深く関わる数多くの重要法案の審議が見込まれている。連合は、いかなる選挙結果になろうとも、民主党が挙党一致体制で政権運営を行い、真に国民のための政治を行うことを強く求める。
    連合も、「希望と安心の社会づくり」に向けて、与野党各党との協議を行いながら、連合の重点政策の実現に向けた取り組みを強化し、今後も民主党政権への支援と連携の強化をはかっていく。


以上