事務局長談話

 
2010年06月04日
鳩山内閣の総辞職と菅直人新総理選出にあたっての談話
日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行

  1.  本日、鳩山内閣は総辞職した。本日午前の民主党代表選挙において、「総理としてこの国を立て直す」と強く訴えた菅直人衆議院議員が、民主党新代表に選出された。その後の衆・参両院の本会議で首班指名が行われ、菅直人新代表が第94代(61人目)の総理大臣に選出された。連合は、新政権が、「政治とカネ」、米軍普天間飛行場移設などの問題に対する国民の厳しい声を真摯に重く受け止め、国民の信頼を取り戻すための政府・与党の統一したリーダーシップを発揮するよう期待する。

  2.  菅直人新総理は、地域主権、新しい公共、東アジア共同体、地球温暖化対策など、鳩山政権のこれまでの政策を引き継いでいく意向を示している。政府は、「新成長戦略」「財政運営戦略」「地域主権戦略」をまとめようとしており、参議院選挙マニフェストとあわせて、新しい骨太の国家像がようやく国民の前に明らかにされることを連合としても歓迎する。

  3.  昨年夏の政権交代以降、政官業の癒着トライアングルを断ち切り、行政のムダと族議員を排除するための事業仕分けや予算決定プロセスの透明化など、これまでの政権では試みもされなかった改革がようやく緒についたばかりである。ここでその歩みを止めてしまっては、政権交代への努力は水泡に帰し、歴史は逆行して、国民生活はさらに混乱するばかりである。

  4.  連合は、希望と安心の社会の実現に向けて、「いまが踏ん張りどころ、見えない政治に戻さない。」「働く者のための政治へ、連合は行動する。」を合い言葉に取り組みを進めている。連合は、その実現に向けて、第22回参議院議員選挙での組織内比例候補者および推薦候補者の全員の必勝をめざして、厳しい状況の中でも職場や地域で連合680万人の総力を挙げて取り組んでいく。


以上