2021春季生活闘争第1回回答集計結果が出ました。

2021年3月19日

賃上げの流れと分配構造の転換につながり得る賃上げが継続

~2021春季生活闘争 第1回回答集計結果について~

連合2021春季生活闘争につきまして、3月19日(金)午前10時時点で第1回回答集計を行いました。結果を報告いたします。

〇平均賃金方式での賃上げは、中小組合が大手組合を上回る。

平均賃金方式で回答を引き出した組合の加重平均は5,563円・1.81%(昨年同時期278円減・0.10ポイント減)となった。賃上げ分が明確にわかる組合の定昇相当込み賃上げは、6,607円・2.20%(同18円増・0.04ポイント増)で、昨年同時期を上回った。
いずれも、300人未満の中小組合が1,000人以上の大手組合の賃上げ率を上回った。

〇有期・短時間・契約等労働者の賃上げは、一般組合員(平均賃金方式)を上回る。

加重平均では、時給で24.61円(同5.88円減)、月給で4,976円(同734円減)となった。時給の引上げ率は概算で2.35%となり、一般組合員(平均賃金方式)の1.81%を上回った。

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