船乗りは伝統的に「男社会」と言われてきましたが、昨今では女性船員の台頭が目立ち、船長や機関長といった重要なポストで活躍される方が増えてきています。それに伴い、現在、各社との協約の中に妊産婦の扱いを明記するなど、女性船員のさらなる活躍に向けた下地づくりを進めています。
国際運輸労連(ITF)においても女性労働者の働きやすい職場づくりに向けて、様々な取り組みが進められており、ITFにおける船員、港湾および水産部門の統括責任者であるITFマリタイムコーディネーターには、現在、女性が就任しております。本組合はITFの活動をサポートしながら、女性船員や女性の組合リーダーなどの拡大に取り組んでまいります。