連合ニュース 2018年

 
2018年05月30日
高度プロフェッショナル制度の衆議院厚生労働委員会可決に抗議!
5.29緊急街宣行動
「働く者のための働き方改革」を訴える神津会長
 5月29日夕刻、連合は、高度プロフェッショナル制度の衆議院厚生労働委員会可決に強く抗議するため、新橋駅前で緊急街宣行動を実施しました。街宣行動には、立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木共同代表が駆けつけ、構成組織・地方連合会から結集した約200名の仲間とともに、「働く者のための働き方改革」を強く訴えました。
 
 冒頭、主催者あいさつに立った神津里季生会長は、「法案の衆議院審議は大詰めを迎えたが、問題がある状況と言わざるを得ない。立憲民主党と国民民主党が働く者の思いを受け止めた対案をそれぞれ提出しているにもかかわらず、政権与党は一顧だにしない。時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金の法整備は、早期に実現すべきだ。また、年間で200人もの人が過労死で労災認定されている現実を踏まえれば、高度プロフェッショナル制度はいらない。世論の力で働く者のための働き方改革を実現しよう」と呼びかけました。
 
 次に、立憲民主党の枝野幸男 代表がマイクを握り、「人の命を守るのが政治の役割であり、今まさにそれが問われている。政府提出法案は時間外労働の上限規制など前に進んでいる面もあるが、高度プロフェッショナル制度という働かせ放題の制度が入っている。立憲民主党は対案を出して議論に臨んできた。高度プロフェッショナル制度を法案から切り離すべく、最後の最後まで闘う」と力強く決意を述べました。
 
 続いて、構成組織を代表して、岸本薫 電力総連会長が激励挨拶を行いました。岸本会長は、高度プロフェッショナル制度は導入すべきではないと主張。その上で、「罰則付の時間外労働の上限規制の導入や同一労働同一賃金の法整備は、長時間労働や雇用形態の違いによる理不尽な待遇差がある現状を変えるものとして欠かすことができない政策だ」と述べ、その実現の必要性を強く訴えました。
 
 次いでJEC連合の大西千聡特別中央執行委員が、激励挨拶に立ちました。大西特別中執は、2018春季生活闘争で、「働き方改革関連法案」を先取りした取り組みを進め成果があった旨を報告。さらに、「働く者のための働き方改革の実現のためには、野党対案に盛り込まれているパワハラ防止の法整備も実現すべき」と声をあげました。
 
 最後に、国民民主党の玉木雄一郎 共同代表がマイクを握りました。玉木共同代表は、「先日、高度プロフェッショナル制度が含まれる形で法案が委員会可決されたが、過労死遺族の方の思いを無視した横暴さは許せない。まだチャンスはある。命を奪う高度プロフェッショナル制度は法案から切り離すべきだ。今こそみんなの力で野党対案を通すため、共に闘おう」と呼びかけ、街宣行動は終了しました。
 
以 上
  • 高プロは切り離すべきと訴える立憲民主党の枝野幸男代表
  • 「共に闘おう」と呼びかける国民民主党の玉木共同代表
  • 激励挨拶をする電力総連の岸本会長
  • パワハラ規制も必要と訴えるJEC連合の大西特別中央執行委員