連合ニュース 2018年

 
2018年05月23日
「働く者のための働き方改革を実現しよう!」5.22厚生労働委員会緊急報告集会を開催
超満員の会場の様子
  5月22日夕、連合は、国会内で「『働く者のための働き方改革を実現しよう!』5.22厚生労働委員会緊急報告集会」を開催しました。この集会は、国会議員から衆議院厚生労働委員会における「働き方改革関連法案」の最新の審議状況報告を受けるとともに、改めて「働く者のための働き方改革」の必要性を共有するために開催したものです。当日は、平日夕刻の緊急開催にもかかわらず、連合組織内外から約120名が結集しました。
 
 冒頭、神津会長が主催者を代表して挨拶を行いました。同日午前に行われた衆議院厚生労働委員会の参考人質疑で意見陳述を行った神津会長は、意見陳述の内容に触れつつ、改めて「働く者のための働き方改革」の実現の必要性を訴えました。具体的には、時間外労働の上限規制や同一労働同一賃金は実現させなければならないこと、今なすべきは過労死ゼロであって長時間労働を助長しかねない高度プロフェッショナル制度は実施すべきではないことなどを改めて呼びかけました。
 
 続いて、衆議院厚生労働委員会委員を務める、立憲民主党の西村智奈美 衆議院議員と国民民主党の大西健介 衆議院議員が最新の審議状況と決意表明を行いました。西村議員は、与党から委員会採決の提案があることなどの緊迫した局面を迎えている状況を報告した上で、高度プロフェッショナル制度は法案から削除すべきことや、時間外労働の上限規制が適用猶予となっている自動車運転業務について、猶予後の一般則適用の必要性などを訴えました。また、大西議員は、審議を通じて次々と問題点が明るみにでる高度プロフェッショナル制度は不要であること、働く者の思いが込められた野党対案こそ審議を深めるべきことなどを主張しました。
 
 次いで、構成組織からの激励挨拶として、永井幸子 UAゼンセン短時間組合員総合局長と、難波淳介 運輸労連中央執行委員長が激励挨拶に立った。永井総合局長は、パートタイムで働く組合員が多くいる中、雇用形態にかかわらない均等待遇に向けた現場の取り組みを進めるためにも同一労働同一賃金の法整備は早期に実現してほしいと訴えました。難波中央執行委員長は、「過労死が最も多い自動車運転の業務こそ、長時間労働の是正に向けて真っ先に取り組まなければならない。5年の適用猶予後には、上限規制の一般則を適用すべき」と声を上げました。
 
 最後に、相原事務局長が、「いのちを軽んずるような社会に未来はない」と呼びかけた上で、「働く者のための働き方改革」の実現に向けた思いをひとつに団結ガンバローを行い、閉会しました。
 
  • 西村智奈美 衆議院議員
  • 大西健介 衆議院議員
  • 永井 UAゼンセン短時間組合員総合局長
  • 難波 運輸労連中央執行委員長