連合ニュース 2018年

 
2018年01月16日
「性的指向及び性自認に関する差別禁止に向けた取り組みガイドライン」学習会を開催
相原事務局長
 連合は1月12日、「性的指向及び性自認に関する差別禁止に向けた取り組みガイドライン」学習会を開催しました。本学習会は2017年11月に策定した、職場における取り組みの促進に向けて労働組合の立場からおさえておくべきポイントをまとめた「ガイドライン」や取り組み事例等を共有すべく開催したもので、構成組織、地方連合会から約80人が参加しました。
 
 冒頭、主催者を代表して相原康伸・連合事務局長が挨拶し、「SOGIの課題はいっときの流行で取り組むべきでないし、いわゆるLGBTの人だけの課題でもない。性的指向・性自認は私も含めたすべての人が持っているものである。本日の学習会をすべての人の人権の確保という、労働組合の基本的な活動の一つとして取り組むきっかけとしていただきたい。」と開催の趣旨を述べました。
 
 続いて、井上久美枝・連合総合男女・雇用平等局長より、「性的指向及び性自認に関する差別禁止に向けた連合の当面の対応について」と、一昨年夏に初めて非当事者を中心に実施した「LGBTに関する職場の意識調査」の反響等について報告があり、その後、連合雇用平等局の佐藤部員から、「性的指向及び性自認に関する差別禁止に向けた取り組みガイドライン」の内容、留意すべきポイント、取り組み事例等を説明しました。
 
 後半の事例報告では、LGBT法連合会(性的指向及び性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会)の綱島事務局長代理から、性的指向や性自認についてありがちな誤解、性的指向及び性自認を理由とする社会で直面する困難事例および、LGBT当事者が学校や社会で受けた差別などを紹介いただきました。
続いて全国消防職員協議会(以下:全消協)ユース部の吉田代表から、性自認に悩む職員からの相談をきっかけに始めた、全消協における「LGBTへの偏見をなくすための取り組み事例」が紹介され、「大切な仲間を守り偏見をなくす職場づくりのために、LGBTに関わることを知ることから始めている」と、職場の実情とともに報告いただきました。
 
 最後に山本副事務局長から、「性差別やSOGIハラスメントなど、社会の不条理に立ち向かい、差別されない職場づくりに取り組むことこそ、労働組合としての役割。今日の学習会をきっかけに、あらゆる差別のない職場づくりへ向けた取り組みを地方連合会、構成組織・単組へと展開していただきたい」と呼びかけ、学習会を終えました。
 
 
  • 井上総合男女・雇用平等局長
  • 満席となった会場
  • 全消協 吉田代表
  • 全消協 成吉前代表